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営業 S.Y
2020年入社
営業として、再出発することを決めた。
前職は大手ハウスメーカーで営業をしていました。時代もあると思いますが、日付を超えて働くのも当たり前の環境でした。ある時、身近な上司が体調を崩してしまったのです。長年の無理がたたったのでしょう。健康はお金では買えないことを痛感しました。転職を決意したのはそうした経緯からです。
当初はキャリアチェンジを視野に入れていましたが、年齢のこともありなかなか苦労していたのです。そんな時、新居浜鉄工所の求人を知りました。営業職採用ではありましたが、大型機械という高額商材に興味を持ちました。住宅も高額商材ですから、自分の経験が生かせると考えたのです。
地道な準備こそ、信頼をつくる最初の一歩。
新たな業界に足を踏み入れ、業界知識や装置や部品、工具の一つひとつを覚えるのに苦労した記憶があります。ですが入社してすぐ、社長に連れられて大型破砕機の案件を受注させていただいたのです。早い段階での成功体験が自信につながったのは間違いありません。真意はわかりませんが、社長なりに気にかけてくれていたのかもしれません。
住宅営業では個人のお客様に対して細やかな対応を求められますが、破砕機の営業でも早速活かせています。心がけているのは、準備を怠らないということ。シンプルですがこれに尽きるのでは無いでしょうか。事前に「お断りされる理由」を洗い出し、解決策を一つひとつ考えていくのが私の手法です。たとえば金額面。数千万単位の商品ですから、お客様が慎重になるのも当然です。不安を取り除くため、事前に補助金制度について調べておきます。申請手続きに慣れていないのであれば、提携するコンサルタントに繋ぎます。こうして細かく対応するうちに、お客様との信頼関係を実感できる瞬間が少しずつ増えてきました。
1台のお取引では終わらない関係を目指して。
東京の展示会に出展した際、佐賀県のお客様が「Yくんに会えるかなと思って来たんだよ」とブースにお越しくださったのです。久しくお会いしていなかったので「他社の機械も考えられましたか」と聞くと「うちは破砕機はYくんから買うって決めてるんだから」と言葉をかけていただきました。そこまで信頼していただけていたとは驚きでしたし、何よりとこれまでの努力が報われる想いでした。営業職から離れようとしたこともありましたが、その道を選んでいたらきっと得られなかった喜びです。
破砕機は頻繁に買い替える製品では無いからこそ、一度のお取引でのコミュニケーションがとても重要です。無理に売ろうとするよりも、お客様の疑問や不安を一つひとつ解消して、まずは私という人間に安心していただくことが大切なのだと思います。ノルマがないぶん、信頼関係を築くプロセスに集中できている気がします。
見える景色が広がれば、提案にも深みが出せる。
事務所を出れば、製造社員が汗をかき装置を組み立てる様子が見えます。どれだけの手間がかけられているのか、自ずと実感するのです。現場を知ることで、納期や費用の根拠をお客様に、より納得いただける説明ができるようになりました。また、中小企業ゆえ一人あたりの業務の幅も広く、営業であってもお客様先の現場調査や据付工事の現場監督を務めるケースが多々あります。提案した装置が着々と組み立てられ、据付完了までを見届けると、得られる達成感もひとしお。1件1件の提案に対する思い入れは、確実に強くなっています。
業務が幅広いぶん、一つひとつを深く習得するまである程度時間はかかります。それでも、知識やできることが増えていく感覚は何歳になっても楽しいもの。まだまだ奥の深い世界ですが、お客様先へ、現場へと駆け回りながら、この新天地を極めたいと考えています。
ある日のスケジュール
- 7:00
- 早く帰宅できるように、早めに出社
- 10:00
- 自社工場で破砕テストの立ち会い
- 12:00
- 昼休憩
- 13:00
- 2社ほど客先訪問
- 16:00
- 帰社して翌日分の資料作成
- 18:00
- 子どものお風呂に間に合うよう退社
オフコラム
休日は子どもと過ごしています。家族3人で公園に行ったり、近所を散歩したりしています。1歳の娘は最近歩けるようになってきたばかりで、あらゆるものに興味津々。近所のショッピングセンターがお気に入りのようで、連れて行くといつも大はしゃぎです。月の半分は出張で家を空けているので、一緒に過ごせる時間を大切にしています。
